tioというシリアルデバイスツール
シリアルコンソール接続ツールtioを使ってみた。
なぜtioを試したのか
我が家ではYamahaのRTXシリーズやNECのUNIVERGE IXシリーズをよく使うため、シリアルコンソールを頻繁に使う。また、電子工作でマイコンの動作確認する際や、OrangePiのようなSBCへの接続でもよく使う。
これまではscreenを使っていたが、screenはそもそもシリアルコンソール専用のツールではない。もし専用のツールがあったら使いやすそうだと思い探したところ、tioというツールを見つけた。
tioで便利だと感じた機能
デバイス一覧表示
tio --listこれを使うと、使えるシリアルコンソールデバイスの一覧を表示できる。意外に、/dev/ttyUSB0という文字列を思い出すのに脳の負荷を感じるので、一覧でぽんと出すことができるのが地味に便利だと思った。
設定ファイルでの管理
設定ファイルが$HOME/.config/tio/configという今時な場所に置けるのも良い。また、設定に名前をつけておくことで、tio rtx1210のように簡単に接続できる。ルーターへの接続はbaudrateを9600にするが、この数字をよく忘れるので設定ファイルに保存しておけるのは便利。
まとめ
screenもそんなに使い込んでいるわけではないので詳細な比較はできないが、パッと見た感じtioは使い勝手がよさそう。他にも使えそうな機能はあるが、今のところはこのくらいで十分快適に使えている。